整形外科の紹介
整形外科では運動器の障害を治療する科です。運動器とは、四肢・体幹の骨格、関節、靭帯、筋や脊髄・神経であり、身体の感覚を脳に伝えて、反射的あるいは意思に基づく身体の運動を行う器官です。運動器により営まれる運動は、脳や神経系を賦活し、循環系や代謝系の健康を保つために重要な役割を果たしています。運動器の障害を改善し、生活の質（QOL）を高めるためのお手伝いをします。診療分野別に、
脊椎
（側弯症、脊柱変形、骨粗鬆症、脊椎・脊髄腫瘍、腰部脊柱管狭窄症、脊髄症、椎間板ヘルニア、分離症）
肩関節
（凍結肩、反復性脱臼、腱板断裂、投球障害肩、変形性肩関節症）
手の外科
（四肢先天異常、切断指再接着、末梢神経障害、ばね指、Dupuytren拘縮、胸郭出口症候群、麻痺手再建）
股関節
（変形性関節症、大腿骨頭壊死、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼）
膝関節
（変形性関節症、靭帯損傷、半月板損傷、軟骨損傷）
足の外科
（内反足、足趾短縮症、変形性関節症、靭帯損傷、足部変形）
骨・軟部腫瘍
（骨の腫瘍、軟部組織の腫瘍、骨折）
リウマチ
（関節リウマチ、脊椎関節炎、リウマチ性疾患の薬剤治療、手術治療、リハビリテーション）
といった診療班に分けて、よりキメの細かい専門的で高度な治療を行える体制をとっています。