医療コンシェルジュステーションは、入院時の患者に対して、各病棟スタッフとの連携を図りながら、総合的かつ一元的なサービスを提供することを目的として、平成27年1月に院内の専用スペースに設置されました。国立大学病院においては初めての取り組みとなります。
これまでの煩雑な手続きを効率化・簡便化することで、患者と職員の負担を軽減し、患者サービスの向上や医療提供体制の充実を図ることとしております。
窓口を一元化することにより、全国的に課題となっている、入院患者の認知機能スクリーニング調査、がん患者の苦痛のスクリーニング調査などにも効率的に取り組むことも計画しております。
本格的に稼働した同ステーションでは、看護師、薬剤師、事務職員から成るスタッフが、8つの相談室で入院する患者の個別相談に応じており、利用した患者からは、利便性の向上による好意的な声が寄せられています。
平成27年1月5日に開所式を挙行
テープカットには、教職員約200名が出席。久保田功医学部附属病院長からの挨拶の後、嘉山孝正学長特別補佐から「単に患者さんをサポートする体制の充実にとどまらず、いわゆる"おもてなし"の心を込めて、入院する患者さんに接することが重要である」と、この新たな試みについて説明が行われました。
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医療コンシェルジュ
- 病歴及び日常生活情報聴取
- 初期看護計画立案
- 同意書関係説明
- 入院オリエンテーション
- 患者・家族の要望
医事課
入院手続き、しおりと医療福祉関係説明
薬剤部
内服薬確認
iPad(MediPass)使用にて外国の方にも対応