山形大学医学部附属病院

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診療科・部門

透析室

業務の内容

透析室のベッド数は5床と小規模ですが、個人用血液透析装置7台、血液浄化装置3台を用いて、院内における全ての血液浄化療法を担当しています。

末期腎不全患者様への新規血液透析導入や、専門性の高い手術や検査のために入院された維持透析患者様への入院透析を行っています。腎不全の急性期や周術期には、全身の状態が著しく変化します。そのような患者様に合わせ、毎回治療条件を検討しながら血液透析を実施しています。

その他透析室では、さまざまな病態に合わせたアフェレシス業務も行っています。
また各診療科と連携して、ICUやHCUで行われる各種急性血液浄化療法に対応しています。

血液浄化療法の種類

  • 血液透析(HD)
  • 血液透析濾過(オンラインHDF)
  • 持続的腎代替療法(CRRT)
  • 血漿交換療法(PE)
  • 二重膜濾過血漿交換療法(DFPP)
  • 血漿吸着(PA)
  • 直接血液吸着(DHP)
  • 血球成分除去療法(GCAP)
  • 腹水濾過濃縮再静注法(CART)

2021年の主な業務実績

血液透析(ECUMを含む)1628件
持続的腎代替療法279件
血漿交換療法40件
二重膜濾過血漿交換療法18件
直接血液吸着2件
血球成分除去療法36件
腹水濾過濃縮再静注法9件