山形大学医学部附属病院

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お知らせ

第2回新型コロナウイルス感染症血清疫学調査結果を公表

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左から欠畑誠治副病院長、上野義之医学部長、佐藤慎哉病院長、森兼啓太感染制御部長

 

 山形大学医学部では、2月16日(火)、上野義之医学部長、佐藤慎哉病院長、欠畑誠治副病院長、森兼啓太感染制御部長が記者会見に臨み、第2回新型コロナウイルス感染症血清疫学調査の結果を公表しました。 初回の調査は昨年6月1日から4日までに山形大学医学部附属病院を受診した外来患者1,009人から採取した血液検体を対象に実施し、5検体から抗体が検出されました。その後、感染者が増えて、抗体を持った人も増えたかを探るため、今年1月25日から29日までに当院を受診した1,068人の血液検体を対象に2度目の調査を実施。その結果、前回と同様の試薬では3検体、別の試薬では4検体から抗体が検出され、前回と同じく非常に低い陽性率でした。
 会見で森兼部長は「山形県は第二波を経てもなお、感染者が極めて少なく、多くの人がまだ免疫を持っていないと考えられる。今後ワクチンによる感染予防が推進されていくと思うが、引き続き新しい生活習慣をはじめとする感染対策を県民のみなさんが実践することで県内での急速な感染拡大を防ぐことができる」と述べました。
 山形大学医学部では、ワクチン接種が進んだ時期にも同様の調査を行う予定です。

2020年6月15日 記者会見の様子はこちら

 

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【挨拶】上野義之医学部長

 

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【概要説明】森兼啓太感染制御部長

 

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質問に応じる森兼啓太感染制御部長

 

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会場の様子