山形大学医学部附属病院

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お知らせ

山形県における新型コロナウイルス感染症血清疫学調査結果を公表

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左から欠畑誠治副病院長、上野義之医学部長、佐藤慎哉病院長、森兼啓太感染制御部長

 

 山形大学医学部は、6月15日(月)、記者会見を開き、6月1日から4日までに附属病院を受診した外来患者1,009人を対象に実施した新型コロナウイルス感染症血清疫学調査の結果を公表しました。

 

【記者会見配付資料】

SARS-CoV-2血清疫学調査(PDF)

 

 会見で調査内容を発表した森兼啓太感染制御部長は「山形県では新型コロナウイルス感染症の第一波に伴う感染者は極めて少なかった。従って多くの県民がこの感染症の免疫をもっていない。今後の流行に備えて新しい生活様式をはじめとする感染対策を実践していただきたい」と呼びかけました。

 上野医学部長は「今後、第二波や社会的な感染状況を踏まえて、時期を変えて調査を実施することで、数値が変わるかも注視したい」とし、今回の結果を今後の感染対策の1つの指標として役立てたいと話しました。

 今回の調査結果(陽性率0.5%)から推計される県民の感染者数(670~10,000人)について、佐藤病院長は「精度の高い機器を使用したが、偽陽性が含まれているかもしれず、県内での感染者数を断定できる状況ではない。国内で実施された検査は0.3%前後という報告が多い。今後、国が実施している調査データなどと比較することで、今回の意義づけがはっきりすると思う。今回の結果は、感染が落ち着いている地区の値とほぼ同程度だ。つまり、山形県の感染者数は多くない、感染しやすい県民が多いと言える」と述べ、今後の感染予防の重要性を強調しました。

 

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森兼啓太感染制御部長による概要説明

 

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質問に答える上野義之医学部長

 

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質問に答える佐藤慎哉病院長

 

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質問に答える森兼啓太感染制御部長