医療事故等防止対策委員会の報告
70代女性に対して耳の手術を施行した際に、異物残存のため再手術が行われた事案が発生しました。
病院長は山形大学医学部附属病院医療事故等防止対策委員会を開催し、審議いたしました。本事案では、手術ビデオの術後確認によって耳内の異物残存が発見され、再手術にて完全に摘出されました。審議の結果、手術終了時の医療材料確認方法に問題があったと判定し、今後、手術時における医療機器等の確認方法を改善し、徹底することといたしました。
山形大学医学部附属病院はご本人、ご家族へ説明、謝罪するとともに、本事例の発生についてホームページに公表することといたしました。
今後、再発防止の徹底を図ります。
令和2年6月29日
山形大学医学部附属病院長
佐 藤 慎 哉