
左から 佐藤慎哉医学部附属病院長、吉村美栄子山形県知事、上野義之医学部長(第二内科診療科長)
厚生労働省が公表している「人口10万人対 肝がんの年齢調整罹患率」と「人口10万人対 肝がんの75歳未満 年齢調整死亡率」の2項目において、山形県が全国で最も発生割合の少ない県となったことに伴い、1月28日(木)に、山形県庁において、吉村美栄子山形県知事、上野義之医学部長(第二内科診療科長)、佐藤慎哉医学部附属病院長による合同記者会見が開催されました。 医学部附属病院は、平成21年度に肝疾患診療連携拠点病院として山形県から指定を受け、「肝疾患診療ネットワーク」を構築してまいりました。肝疾患診療ネットワークは、肝炎に関して高度な知識や技術を持ち、適切な治療方針が決定できる肝炎専門医療機関と、かかりつけ医療機関とで、それぞれの役割に応じた連携を図ることで県内全ての患者が継続的に良質かつ適切な治療が受けられる体制を確保するものです。本院第二内科では、検査や治療の相談に応じることができる「肝炎医療コーディネーター」の養成にも力を注いでおり、山形県内の全ての地域への配置を目指しております。 医学部附属病院では、今後も山形県、県内の医療機関と連携し、山形県民の皆様に質の高い医療を提供してまいります。