我が国で新しいがん治療法として注目されているアルミノックス治療が頭頸部がんに対して導入されました。山形大学医学部附属病院では本治療の体制を整え、2025年より適応となる患者さんに実施可能となり、2025年9月2日に県内初となる1例目を行います。現在、アルミノックス治療を提供できる医療機関は全国でも限られており、山形県内では当院が初めての実施施設となります。
アルミノックス治療は、がん細胞に結合する薬剤を静脈注射し、その後に特定の波長の光を腫瘍にあて薬剤を活性化させ、がん細胞を壊死・排除する治療法です。治療は全身麻酔で行われ、入院が必要となります。
これまで切除不能な局所進行や局所再発の頭頸部がんに対しては、薬物療法が主体でした。しかし、標準的な治療が終了した後、または標準治療を受けられない患者さんに確立した治療法はありませんでした。アルミノックス治療は、手術・放射線・化学療法・免疫療法に続く「第5のがん治療法」として、従来の治療で十分な効果が得られなかった患者さんに新しい選択肢を提供できる可能性があります。
現在は「切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がん」が対象ですが、今後さらに適応が広がることが期待されています。当院は、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適な治療を提案してまいります。
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