去る2019年4月24日(水)バンコク都庁所属の医学関係者が、山形大学医学部附属病院の視察にみえました。
当院を代表して、副病院長(国際化担当)の欠畑誠治教授が歓迎の挨拶を行い、続いて手術支援ロボット「ダ・ビンチ」について理解を深めたいとの一行の要望に応え、泌尿器科診療科長の土谷順彦教授が手術映像を交えてダ・ビンチの特徴や世界の手術支援ロボットの導入状況等について解説しました。
視察団は計35名で、過半数が医師、次いで看護師、その他に薬剤師や理学療法士も含まれており、投げかけられる質問も多岐にわたっていました。
その後、グループに分かれ、重粒子線がん治療装置研究棟と薬剤部を見学され、笑顔で帰られました。病院内を移動中、院内のカラフルな案内サインにも関心をもたれ、立ち止まって度々シャッターを切る様子が印象的でした。
■タイとの主な交流
2012年12月26日 マヒドン大学医学部ラマティボディ病院と学部間交流協定締結
(2014年には遠隔放射線治療カンファレンス(TV会議)開始)
2017年 3月 7日 タイ厚生省医務局 医学部附属病院視察
2018年11月 5日 駐日タイ王国特命全権大使バンサーン・ブンナーク閣下医学部訪問
手術支援ロボット「ダ・ビンチ」について質疑応答
内視鏡下耳科手術について質疑応答
記念品贈呈
重粒子線照射装置について説明 @重粒子線がん治療装置研究棟
抗がん剤混合調整ロボット「ケモロ」について説明 @薬剤部