山形大学医学部附属病院

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お知らせ

整形外科領域における多血小板血漿(PRP)を用いた再生治療を開始しました

 整形外科学講座では、多血小板血漿(platelet-rich plasma: PRP)を用いた再生治療を開始しました。PRPは、患者さん自身から採取した血液を遠心分離することにより作製される血小板を多く含んだ血漿区画のことです。このPRPには様々な成長因子が多く含まれており、作製したPRPを注射することにより、その抗炎症効果や組織修復効果により症状を緩和する可能性があることが近年の研究により明らかになってきています。
 PRPを用いた再生治療の主な対象疾患は、早期の変形性関節症や、スポーツによる肉離れや靭帯損傷などのスポーツ外傷、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)、膝蓋腱炎やアキレス腱炎などの難治性の腱付着部炎です。一方、患者さんの状態によっては複数回のPRP注射が必要となる場合や有効性が得られない場合もあります。治療を希望される患者さんには治療の有効性を十分に説明して、同意が得られた上での適応となります。
 PRPを用いた再生治療は当院整形外科外来日の月曜日、水曜日、金曜日に行っています。国内ではまだ新しい治療であり、保険適用外のため費用は全て自費となります。詳細は整形外科外来(023-628-5511)にお問い合わせください。

文責:整形外科学講座


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