山形大学医学部附属病院

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本院の新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ

【新型コロナウイルス感染拡大期における本院の取り組みについて】

令和3年1月6日

 県民の皆様へ

山形大学医学部長        

上 野 義 之 

山形大学医学部附属病院長    

佐 藤 慎 哉 

山形大学医学部附属病院副病院長 

感染制御担当  欠 畑 誠 治 

 

 平素より本院の運営に多大なご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年11月以降新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大が続いており、本県でも連日多くの方の感染が確認されております。感染された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 このような中で、本院は高度先進医療を提供する山形県唯一の特定機能病院として、山形県の医療を守るために以下のような取り組みを行っております。
 県民の皆様におかれましては、本院の取り組みに、今後もより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

1 救急患者さんを積極的に受け入れています
 県内の感染拡大の影響により、感染症指定病院では新型コロナウイルスに感染した患者さんの対応を行っており、本院では、感染症指定病院で対応困難となった救急患者さんで多発性外傷や脳卒中といった重い症状の患者さんも含め、以前にも増して積極的に救急患者の受け入れ、治療を行う役割を担っています。

2 高度な医療を継続的に提供し続けています
 本院では、新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大してからも、難易度の高い手術を可能な限り実施し、重い病気の患者さんの治療を積極的に行っています。また、がん治療に代表される高度先進医療も、新型コロナウイルスの感染が拡大する前と同じように積極的に実施しています。
 このように、新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも、本院は高度な医療を必要とする患者さんに対し、高度な医療を積極的、継続的に提供し、特定機能病院として重い病気の患者さんを守るという役割を果たし続けています。

3 新型コロナウイルスに感染した重症患者さんを受け入れています
 山形県からの要請を受けて、新型コロナウイルスに感染した患者さんを収容するための病床を27床整備しました。本院は、山形県や県内の感染症指定病院と連携しながら、新型コロナウイルスに感染した患者さんの中でも、特に症状が重く、大学病院での治療を求められる患者さんに対応する役割を担っています。
 新型コロナウイルスに感染した患者さんの治療には多くの医療スタッフが必要になりますが、本院は部署の垣根を越えて、新型コロナウイルスに感染した患者さんの治療に当たるチームを結成し、患者さんの治療を行っていきます。