血管を守る「賢い水分補給」

暦のうえでは夏至が過ぎ、いよいよ7月となりました。今年の夏は全国的に平年より高温で猛暑日や厳しい暑さが続く可能性があると予想されています(とはいっても今年は5月頃から真夏のような日がありましたね・・・)。
暑くなると、冷たい飲み物に手が伸びませんか?
家計調査によると、山形市はスポーツドリンク全国2位、炭酸飲料全国4位と、飲み物への支出が多い地域です。しかし、毎日の水分補給におすすめなのは、水や麦茶です。
夏は熱中症のほか、脱水によって脳梗塞などのリスクも高まりやすいため、飲み物の選び方が大切です!
夏はこまめな水分補給を
汗をかくと体の水分が失われ、脱水が進むと血液が濃くなりやすくなります。
その結果、血流が悪くなり、脳梗塞のリスクが高まることがあります。以下を参考に水分をとりましょう。

水分補給のポイント
- 普段は水や麦茶がおすすめ
水や麦茶は、糖分をとらずに水分補給できるのがよいところです。麦茶はカフェインを含まないため、日常の水分補給に向いています。 - スポーツドリンクやジュースは飲みすぎに注意
スポーツドリンク500mLにはスティックシュガー約6本分、ジュースや甘い炭酸飲料では約10本以上の糖分が入るものがあります。飲みすぎると、エネルギーのとりすぎや血糖値の上昇、むし歯の原因となる可能性があります。普段は水や麦茶、汗をたくさんかいた時だけスポーツ飲料、脱水が心配なときは経口補水液、と使い分けるのがおすすめです。 - 水分は1回100~200mLをこまめに
一度にたくさん飲むより、少しずつこまめに飲む方が脱水予防におすすめ。特に高齢の方はのどの渇きを感じにくいため、こまめに飲むことを意識しましょう。 - 起床時・入浴前後・就寝前の水分補給
寝ている間や入浴中にも水分は失われます。朝起きた時、入浴の前後、寝る前(就寝中トイレに起きた時もよいですね)は、意識して水分をとりましょう。
飽きない水分補給の工夫
- 麦茶にレモン汁を少し加える
さっぱりした風味になり、暑い日でも飲みやすくなります。

- 麦茶の濃さを好みに合わせて調整する
気分によって少し薄めにしたり、濃く・香ばしくしたりすると、飽きずに続けやすくなります。

- 無糖炭酸水やほうじ茶、ルイボスティーを時々取り入れる
いつもの麦茶に少し変化をつけたい時におすすめです。

暑い夏を元気に過ごすために、普段は水や麦茶を中心に、のどが渇く前のこまめな水分補給を心がけましょう!
管理栄養士 秋場