山形大学医学部附属病院

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病院のご紹介

病院長あいさつ

病院長就任のご挨拶

病院長 根本 建二
病院長 根本 建二

 山形大学医学部附属病院は「人間性豊かな信頼の医療」の実践を理念としています。具体的には、1)インフォームド・コンセントに基づいた医療、2)地域に開かれた医療、3)最高水準の医療、そして4)厳しい倫理観を持った創造的な医療人の育成、の4つの条項を行動目標と定め、「人間性豊かな信頼の医療」の追求を行って参りました。
 長く続いていた病院の再整備工事もようやく終わり、病棟も外来も見違えるように綺麗に生まれ変わりました。患者さんやお見舞いの方々にとって、より過ごしやすい環境になってきたと考えています。そんななか、新しい取り組みとして、病院の患者さんへのサービスの一元化を行うために、コンシェルジュステーションを整備し、入院の患者さんの複雑な手続きをすべて集約化、簡素化する試みも始まっており、大変高い評価を受けております。

 医療機器の整備に関しては、山形の医療の最後の砦としての役割を果たすべく、手術ロボットダビンチやハイブリッド手術室、術中MRIなど、先端の手術関連機器の整備に加え、PETやIMRTなど、最先端の放射線医療の提供体制も充実しています。
 建物や医療機器以外に加え、医療提供体制充実にも力を入れております。診療科の垣根を越え医療提供体制もキャンサートリートメントボードや循環器センターなど、大変有効に機能しており、山形大学医学部附属病院の誇りと感じております。たとえば、"がん"にかかってしまった場合、普通はじめに受診した病院や診療科で治療方針が決まってしまう傾向がありましたが、当院ではキャンサートリートメントボードというがん治療の方針を決める会議で、専門家が診療科の垣根を越えて相談し、患者さん毎に最適な治療方針を決めているため、そのようなことはありません。
 さらに、現在、山形大学では日本が世界に誇る技術である、炭素の原子核を加速してがんに照射する重粒子線治療装置の開発・導入に取り組んでいます。設計も間もなく終わり、着工目前となっておりますが、完成の曉には、山形大学医学部附属病院が一大メディカルセンターとして発展することが期待されております。

 最後になりますが山形大学医学部附属病院のスタッフは学生や若手医療人の教育にも熱心に取り組んでいます。高度な診療水準は、取りも直さず優れた教育環境の提供に直結しています。これからもその理念である「人間性豊かな信頼の医療」を追い求め、山形大学医学部附属病院が常に進歩するよう努力していきたいと考えています。