山形大学医学部附属病院

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診療科・部門

小児科

小児科の紹介

小児に関係するさまざまな病気を診療しています。

具体的には

  1. 血液・腫瘍疾患
    小児悪性腫瘍疾患、血液疾患、免疫異常疾患の治療を行っています。特に骨髄移植、臍帯血移植、自己末梢血幹細胞移植などの造血幹細胞移植については、国内でもいち早く1984年に第1例目の骨髄移植を行って以来、2020年173例に達しています。
  2. 循環器疾患
    先天性心疾患が中心ですが、後天性心疾患として川崎病、心筋症、不整脈、特発性肺動脈性肺高血圧症なども対象に診療を行っています。先天性心疾患に対しては、産科や循環器内科との連携を図り、胎児診断から成人期の妊娠・出産に至るまで人生のあらゆる場面で適切なサポートを行っております。また、心臓MRIを積極的に撮影し、治療に役立てています。カテーテル治療は、1988年に肺動脈弁狭窄症に対するバルーン弁形成術が行われたのが最初で、肺動脈弁や末梢肺動脈、大動脈縮窄術後再狭窄のバルーン形成術、側副血管のコイル閉鎖術などを主に行っています。
  3. 神経疾患
    てんかん・脳性麻痺・脳炎/脳症などこどもの発達に関わる様々な疾患を対象としています。具体的には各種てんかん症候群、筋ジストロフィーやミオパチー・先天奇形症候群・発達障害(自閉スペクトラム症や注意欠如多動症)・急性脳症などの診療に従事しています。てんかんに対しては長時間ビデオ脳波記録を活用して多数の診療を行っています。また重症心身障害児・医療的ケア児の在宅医療支援を積極的に推進しています。
  4. 新生児疾患
    当院の特徴としては単なる早期産だけでなく、外科的疾患を抱えた児を診ることが多い点にあります。県内陸の2つのNICUでは本格的な外科的疾患に対応するのは難しく、胎児超音波による診断で出生後、小児外科、脳神経外科的処置が必要であると判断された場合、当院へ母体搬送される症例が多く、出産への立ち会い、蘇生や中心静脈カテーテル挿入など初期の処置を外科医と連携して行っています。
  5. 腎臓疾患
    新生児領域では先天性腎尿路奇形、先天性ネフローゼ症候群など、急性疾患では急性腎不全、急性腎炎、各種薬剤の副作用、電解質異常, 溶血性尿毒症症候群など、慢性疾患では慢性腎炎、慢性腎不全、ネフローゼ症候群などの疾患を対象としています。必要な症例には腎生検を行い診断・治療に役立てています。またその他にも、腎移植後、腹膜透析中の患者様の診療を含めて、多岐にわたる診療を行っています。
  6. 内分泌・代謝疾患
    内分泌・代謝チームは、フェニルケトン尿症、シトリン欠損症など多岐にわたる先天性代謝異常症およびホルモンの異常(先天性甲状腺機能低下症、低身長、思春期早発症・遅発症)や、小児糖尿病の診療を行っています。